備忘6jp

ゴルフ、DIY、外食、車、好きですので、この辺りの備忘録が多いです。

スタッドレスタイヤ⇔ノーマルタイヤ 交換(DIY)[シエンタ:DBA-NSP170G]

 備忘6jpは関東地方の南の方に住んでいます。毎冬に数回程度しか雪が積もりませんが、そんな時でも困らないように、トヨタ シエンタ(DBA-NSP170G)用にノーマルタイヤ(夏タイヤ)に加えてスタッドレスタイヤを有しています。
 毎年、冬の始まりと終わりの時期に工賃を浮かせるためにDIYでタイヤを交換した手順を記した備忘6です。

広告表記内容について:本ページはプロモーションが含まれています。

 以降は、トヨタ シエンタ(DBA-NSP170G)でのタイヤ交換について記しますが、基本的にはどの車でも手順はほぼ同じです。

交換時期

 毎年いつ(何月)に交換するとか決めているわけではなく、寒い思いをしながら交換したくないので、季節としては冬の始まりと終わりで、天気が良く、風が弱く、気温が高い日に交換するようにしています。

日付 内容 走行距離
2020年08月27日 中古2018年製シエンタを購入 7,119km
2020年12月05日 中古2019年製スタッドレスタイヤを購入 -
2020年2021年交換日の記録無し
2022年04月30日 スタッドレスタイヤ⇒ノーマルタイヤへ交換 -
2022年12月25日 ノーマルタイヤ⇒スタッドレスタイヤへ交換 15,953km
2023年04月09日 スタッドレスタイヤ⇒ノーマルタイヤへ交換 17,016km
2023年12月10日 ノーマルタイヤ⇒スタッドレスタイヤへ交換 21,010km

 2020年に「中古 タイヤ ホイールのカイショー(楽天市場へのリンク)」にて、2019年製の中古スタッドレスタイヤを購入したのですが、山(溝)も十分にあり、アライメントも問題ありませんでした。中古スタッドレスタイヤを使ったのは単に価格的な観点でしたが、お得感を感じました。

準備

 準備したものは以下です。

  • ノーマルタイヤ
    ノーマルタイヤ
    備忘6jpのトヨタ純正のタイヤはスチールホイールなので、ホイールカバーが付いています。

    準備した物
  • 上画像左上)ジャッキハンドル
    昔乗っていたトヨタ エスティマの車載工具です。シエンタの工具を使っても良いのですが、工具を袋から出し入れするのが面倒なので、トヨタ エスティマの車載工具を使います。
  • (上画像左下)車載ジャッキ
    車載されているジャッキです。トヨタ シエンタ(DBA-NSP170G)での格納場所は後述します。
  • (上画像中央)十字スパナ(17,19,21,23口径,使うのは21口径)
    タイヤ交換時には、車載工具のスパナよりも使い勝手が良い十字スパナ(クロススパナ)を30年位前に購入しました。タイヤ交換の頻度が高い方は購入をお勧めします(21口径がある同等品へのリンク(楽天市場, Amazon, ヤフーショッピング)
  • (上画像右上)軍手
    ジャッキハンドルを回しやすいように、表面にゴムがついてない、ベーシックな軍手を使うようにしてます。
  • (上画像右下)マスキングテープ・マジック
    次シーズンにタイヤローテンション(位置交換)をするために、今シーズンのタイヤ位置を記載して貼るようにしています。

ジャッキ格納場所

格納場所が分からなければマニュアル等で調べることをお勧めします。トヨタ シエンタ(DBA-NSP170G)の車載ジャッキやその工具はトランク右側面にあります。

トヨタ シエンタ(DBA-NSP170G)の車載ジャッキ・工具の格納場所
画像にも写っているようにカバーに引手があり、それを引くと蓋を簡単に外せます
トヨタ シエンタ(DBA-NSP170G)の車載ジャッキ・工具の格納場所
黒い袋の中に工具があり、その奥にジャッキがあります。ジャッキを車体から外すには、ジャッキを閉め(高さを低くする)ます。


タイヤ交換手順

右前

  • 取り付けタイヤ(今回はノーマルタイヤ)はスチールホイールなので、ホイールカバーを取り外します。
    取り付けタイヤ(スチールホイール,ホイールカバー)
    ホイールカバーは強く両手で引っ張ると外れます。(他に良い方法があるかも。。。)

  • ジャッキアップ前に取り外しタイヤホイールのナットを緩める。
    取り外しタイヤ
    ジャッキアップしている不安定な状態でスパナに力をかけてナットを緩めるのはイマイチだと思うので、いつもジャッキアップ前に取り外しタイヤのナットを少し緩めます。「少し緩めます」るというのはスパナに力をかけて回さなくて良い程度です。

    また取り外しタイヤにはタイヤ位置を記載したマスキングテープを貼り付けておきます。ただこの貼り付け場所ですと8か月経過するとマスキングテープが痛んでテープを剥がし難かったです。
    マスキングテープの状態(8か月後)
    そのため、タイヤに貼ることにしました。
    マスキングテープ貼り付け箇所(タイヤ位置記載)


* ジャッキを取り付け、ジャッキアップする。
ボディの下にくぼんだ箇所が2箇所あるので、その間にジャッキを取り付けます。

ジャッキ 取付箇所
その他の箇所に付けると車重にボディが耐えられません。

そしてジャッキにジャッキハンドルを取り付けます。
ジャッキハンドルの取り付け
そしてジャッキハンドルを回してジャッキアップします。
ジャッキアップの高さは取り外しタイヤが約1cm浮く程度が良いと考えています。
ジャッキアップの高さは約1cm
ジャッキアップで車体を高くしすぎると、取り付けタイヤを持ち上げなくてはならず大変で、また低すぎると取り付けタイヤが入らないので、1cm程度の高さが適切と思います。

* 取り外しタイヤを外す。
ナットは上側から外し、下側のナット(画像赤丸)を最後に外すようにしています。下側のナットから外し最後に上側のナットを緩めるとタイヤが傾いてしまって、緩めにくいと言う経験によるものです。
交換元タイヤ(赤丸のナットは最後に外す)
ナットを外したら、車体からタイヤを外します。

* 取り付けタイヤを付ける。
取り付けタイヤ(今回はノーマルタイヤ)を車体に取り付け、ナットを閉めます。順番は取り外し時とは逆に下側のナットから閉め、最後に上側のナットを閉めます。
取り付けタイヤ
ジャッキアップしいる不安定な状態でスパナに力をかけてナットを閉めるのはイマイチだと思うので、ナットをタイヤホイールがガタつかない程度までナットを閉めます。
そして、ジャッキハンドルを回し車体を下げ、ジャッキを取り外します。
最後にナットをある程度力をかけて閉めます。ナットをあまり強く締めすぎると、交換時に緩めるのが大変になります。なので、備忘6jp的には腕だけで締められる程度にしています。
取り付けタイヤ
取り付けタイヤ(今回はノーマルタイヤ)はスチールホイールなので、空気バルブの箇所に気を付けながら、ホイールカバーを取り付けます。
ホイールカバーをホイールにはめ込み、手でたたいて押し込みます。

これで右前タイヤの交換終了です。


右後,左後,左前

 残りの3か所のタイヤも同じように交換しました。

タイヤ保管

 家の裏手のタイヤ保管場所にはブロックを4つおいて、その上に板(使わなくなった風呂の蓋)を載せた上に、4つのタイヤを重ねています。

タイヤ保管
そしてカバーをかけています。
タイヤ保管(カバー)

タイヤ空気入れ

 タイヤ交換が終わっても、まだ作業は続きます。取り付けタイヤは半年間も使っていなかったので、空気圧が下がっています。

で、近所のセルフ ガソリンスタンド(エネオス)へ出かけました。
まずガソリンを入れ、エアキャリアの設置箇所へ行くと、このスタンドには2台のエアキャリアが設置されていました。

エアキャリア@セルフガソリンスタンド
今回は左のエリキャリアをお借りしました。が、4輪目で空気が無くなり、結局右のエリキャリアもお借りしました。料金は無料です。

タイヤに空気を入れる前の注意点としては、運転席ドアのボディに貼ってあるタイヤ空気圧を確認します。
空気圧確認@運転席
トヨタ シエンタ(DBA-NSP170G)は2.4㎏/cm2です。

で、タイヤバルブのキャップを外し、エアキャリアの挿し込み口をタイヤバルブに接続します。
エアキャリアの差し込み口をタイヤバルブに接続
接続して空気圧計を見ながら、2.4kg/cm2になるまで空気を送り込みます。

これを4つのタイヤで繰り返します。

これでタイヤ交換は終了です。

ノウハウ

ホイールナットが外れない場合の対策

 2023年4月のスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの交換時に右前タイヤ2箇所、右後タイヤ2箇所のホイールナットが外れず困りました。十字スパナにどんなに力を入れても緩みません。取り付け時に締めすぎたのかもしれませんが、こんなことは初めてです。

ホイールナットが外れない(1/2)
 で、グーグル先生に問い合わせ、浸透潤滑剤(クレCRC556)をナットに吹いてみました。で、約5分待った後に全身に力をかけて十字スパナで回そうとしましたが、回りません。もうヘトヘトになってしましました。
 またグーグル先生に問い合わせ得られたのは、鉄パイプを十字スパナに挿して回す方法でしたが、我が家には鉄パイプなんてありません。

 もうガソリンスタンドで対処するしか無いなぁ~、と思ってきましたが、最後にL字スパナに乗って全体重をかけると緩まないかをトライしました。

ホイールナットが外れない(2/2)
 最初はスニーカーでL字スパナへ乗って体重を掛けましたが靴底が柔らかく安定感が無かったので、ワークブーツへ履き替えてL字スパナへ乗って全体重をかけました。すると、簡単に緩みませんでしたが、何度も体重をかけるうちに「ギィー」という音と共に回りました。これを右前タイヤ2箇所と右後タイヤ2箇所で繰り返し、ようやくホイールナットを外すことができました。

 そして、ノーマルタイヤの取り付け時には、十字スパナでホイールナットを閉めた状態から、10度程度回転させる程度で締めました。次回交換時にこの程度の締めで影響があるかを確認したいと思います。

締め付けトルク(トルクレンチ)

 その後調べると、ホイールナットを締め付けるトルクはシエンタ(DBA-NSP170G)のマニュアルに記載されていて、103N・m(1050kgf・cm)でした。

シエンタ(DBA-NSP170G)マニュアル タイヤナット締め付けトルク
 流石にそんな正確にトルクをかけるためにはトルクレンチが必要です。なんで、「トネ(TONE) T4MN50 プレセット形トルクレンチ 差込角12.7mm (楽天市場, Yahoo!ショッピング, Amazon)」を購入しました。
トルクレンチ
 実際に締めてみると103N・mってかなり緩いです。なんでトルクレンチを使っている意味が無いと思いつつ、ちょっと数値を上げて105N・mで締めました(苦笑)。でも誤差の範囲だと思います。

交換当日にスタンド迄乗った際には特に問題は無かったのですが、翌日に右フロントタイヤからキュルキュルというような音がしました。そのため、トルクレンチを使って感覚でもう少し締めました(103N・mを無視)。すると音が出なくなりました。
う~ん、正確に「103N・m」で締めるのは難しいです。。。

感想・他

タイヤ交換とタイヤ保管に要する時間の目安は通常50分程度と思います。
ショップで交換すると混雑しているので、それを考えるととても短いとも思います。

また、DIYで交換したので、かかった交換にかかった費用は0円と安いです。

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