備忘6jp

ゴルフ、DIY、外食、車、好きですので、この辺りの備忘録が多いです。

CPUが高温となりノートPCの底面が熱くなった際の対処(Dell Inspiron 14 7472)

ノートパソコン「デル(Dell) Inspiron 14 7472」のCPUファンが回り続け底面が熱くなっていました。
まずはハード的にファンや通気口を掃除し、次にソフト的にCPU負荷が高いプロセスを対策した備忘6です。

広告表記内容について:本ページはプロモーションが含まれています。

ハード対策

「デル(Dell) Inspiron 14 7472」のCPUファンが回り続け底面が熱くなっていたので、まずはハード的な対処をと思い、ファンと通気口を掃除を行いました。

まずは「デル(Dell) Inspiron 14 7472」の裏蓋を外しまし、7箇所のネジ(画像黄色)を外しました。

裏蓋外し@Dell Inspiron 14 7472
3箇所のネジ(赤色3箇所)は外れない仕組みなので、緩めるだけでした。

で、画像の上の方から、薄目のマイナスドライバを入れ、少しづつ裏蓋を外しました。
ほこり掃除
通気口(画像水色)は歯ブラシで磨き、CPUファン(画像赤色)のほこりを掃除機で吸い取りました。で、裏蓋を取り付けました。

が、残念ながらこれでは対処できずに、CPUファンが回り続け底面が熱くなる現象は続きました。
で、ソフト的な対処を行うことにしました。

ソフト対策

対策1(NAS Power management Service)

タスクマネージャを見ると「NAS Power management Service」のCPU使用率が23%で、常時この程度の値なんで、高負荷な状態です。

タスクマネージャ@Dell Inspiron 14 7472
CPU使用率が23%なんで負荷が高く無いと思いましたが、最終的には高負荷だと判断した理由を補足しておきます。「デル(Dell) Inspiron 14 7472」のCPUは「Intel Core i5-8250U」で4コアなんで、1コア単位でのCPU使用率は最大25%です。と言うことは、CPU使用率23%という値は1コアを常時ほぼ使い尽くしており、高負荷状態と判断しました。

で、「NAS Power management Service」を右ボタンでクリックして「プロパティ」を選択すると、自宅で使っているバッファローのNASの管理ソフトでした。
NAS Power management Service
使っているソフトですが、どうしても必要なソフトではないので、サービスを停止することにしました。

で、Windows11 のスタートメニューの検索で「サービス」を検索して、起動しました。
サービス(NAS Power management Service停止前)
そして「NAS Power management Service」を右ボタンでクリックして「プロパティ」を選択し、「スタートアップの種類」を「無効」に、「サービスの状態」を「停止」にしました。
サービス(NAS Power management Service停止後)
これで「NAS Power management Service」は動かなくなったので、CPUを使わなくなりました。
タスクマネージャ(NAS Power management Service停止直後)
めでたし、めでたし、です。

対策2(Dell Instrumentation/Shell Infrastructure Host)

「NAS Power management Service」を停止できたので、安心して使っていると、またCPUファンが回りだし、PCの底面が熱くなりだしました。
タスクマネージャを見ると「Dell Instrumentation」のCPU使用率が19.2%で、常時この程度の値なんで、これまた高負荷な状態です。

タスクマネージャ(Dell Instrumentation対処前)
で、「Dell Instrumentation」を右ボタンでクリックして「プロパティ」を選択すると、Dellのソフトでした。
プロパティ
ただ、サービスを見ても「Dell Instrumentation」はありません。
サービス(Dell Instrumentation対処)
で、ネットで検索しながら該当しそうなDellのサービスを停止していきました。
が、今度は「Shell Infrastructure Host」のCPU使用率が常時36%程度になりました。前述の通り、1コアのCPU使用率の最大は25%なので、常時1コア以上を使っていることとなります。
タスクマネージャ(Shell Infrastructure Host 高負荷)
該当しそうなDellのサービスを適当に停止した影響と思います。ただ、この対処するには停止したサービスを再開する必要があります。これは元々のCPUが高負荷に戻るだけなので取りたくない手段です。
で、改めて考えるとDell のソフトって殆ど使ってないので、アンインストールすることとしました。
コントロールパネル プログラムと機能(アンインストール)
「コントロールパネル プログラムと機能」から、「Dell Digital Delivery Services」「Dell Power Manager Services」「Dell SupportAssist OS Recovery for Dell Update」「Dell SupportAssist Remendation」「Dell Update」をアンインストールしました。

対策3(SmartByteTelemetry)

「Shell Infrastructure Host」の高負荷は対処できました。が、今度は「SmartByteTelemetry」のCPU使用率が21%です。

タスクマネージャ(SmartByteTelemetry対処前)
「SmartByteTelemetry」をネットで検索すると、Dellから提供されているソフトでネットワーク帯域を制御するソフトのようです。そう言えば、WindowsUpdateのダウンロードがなかなか進まず、イライラしたことを思い出しました。
で、アンインストールしようと思いましたが、「コントロールパネル プログラムと機能」には有りませんでした。で、「設定 アプリ > アプリと機能」を見ると「SmartByte」「SmartByte Drivers and Services」がありました。
設定 アプリ > アプリと機能
で、「SmartByte」「SmartByte Drivers and Services」をアンインストールしました。

対策完了

ようやくタスクマネージャで高負荷のプロセスが無くなりました。

タスクマネージャ(Dell Instrumentation対処後)
CPUファンが回り続けることもなくなり、当然なことながらPCの底面が熱くなる事象も無くなりました。

これで「Dell Inspiron 14 7472」が快適に使えるようなりました。このPCとは長くお付き合いしたいものです。 めでたし、めでたし。

PC遍歴と関連記事

2009年からDellのノートPCを愛用しています。