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交通事故・インド チェンナイへ行くII(第44話)

先日、交通事故にあいました。インドの交通事情ではいつか事故にあうと思ってましたが、とうとう体験してしまいました。
我々は怪我はしていませんし、相手(?)も多分怪我は無かったと思います。
 
その事故の詳細です。
 
昼間、タクシーで大通りを走っていました。前を走る車はなく、タクシーはかなり飛ばしていました。突然左から犬が飛び出してきました。
で、タクシーは急ブレーキをかけましたが、間に合わず、、、

 

ゴン!!

 

と、犬とぶつかり、タクシーは数メートル過ぎて停まりました。

 

後ろを見ると、その犬は元気に駆けて行きました。どうやら、車には当たったものの、車の下を上手く抜けたようです。

 

ほっとしました。

 

 

が、この記事はまだ終わりません。
 
その後に目的地に着き、駐車場に車を停めました。で、用事を済ませ、またタクシーに乗車しました。
 
タクシーは駐車場から出て、右方向に進もうとしていました。そうしたら、右から来た大型車が譲ってくれました。で、出た向こう側の車線に出ようとした瞬間、、、、、
イメージ 1
大型車の向こうの反対車線をバイクが走ってきました、タクシーはスピードを出していなかったのですぐ停まりました。でも、間に合わず、バイクはこけ、タクシーの前方に
 
ゴン!!

 

と当たりました。

 
タクシーの運転手はすぐに車を降り、バイクを起こしました。

バイクの若者は両手を広げ、
「信じられない、どうしてくれるんだ!」
というポーズをしていました。幸いにもバイクの若者はノーヘルでしたが、元気で怪我も無さそうで安心しました。

 

しかし、バイクの若者はタクシーの運転手へずっと文句を言っています。それで、周りは渋滞になり、警笛が鳴り響き始めました。

そしたら、一分もしないうちに、そばの交差点から警官がやってきました。で、事情聴取が始まると思いました。バイクの若者はずっと怒り続けているので、正直なところほっとしました。
 
が、なんと警官はバイクに早く行けと言ったのです。

すると、先ほどまであれだけ文句を言っていた、若者はバイクで走り去りました。
で、我々も出発しました。

 

正直なところ、まったく、
「こんなんで良いの?」
って感じで、拍子抜けをしました。

 
幸いにも、両事故とも多分怪我人(犬)はいないのです。それはとても良かったです。

しかし、自分が事故で怪我したとしても、この扱いかと思うとビミョーな気分です。
 

なんか、またおいらがいるのはインドなんだと感じてしまいました。

 

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2022年5月 再編集しました。