備忘6jp

ゴルフ、DIY、外食、車、好きですので、この辺りの備忘録が多いです。

グリップ交換(旧グリップ残す)・58口径バックライン有り

先日ゴルフのユーティリティのグリップをDIYで交換したので、その備忘6です。
グリップ交換の工賃も馬鹿にならないので、自分で交換することで費用の支払いを抑えることができます。

尚、この記事は旧グリップを残す方法です。旧グリップは破棄する方法は「グリップ交換(旧グリップ破棄)・58口径バックライン無し - 備忘6jp」となります。

準備

使用した物(グリップ交換後の画像を前掲)

  • ゴルフプライド ツアーベルベット ラバー バックライン有り(楽天市場へのリンク) いつもこのグリップを使っていて、滑るようになるか、使用頻度が高い場合は指が当たって削れてから交換します。滑るようになるまでは2~3年程度で、これが備忘6jp的なグリップの交換頻度です。
  • グリップ交換テープ (楽天市場へのリンク)
  • V溝グリップリムーバ(楽天市場へのリンク)
    画像に写っているV溝グリップリムーバは2014年に購入したものでもう同一商品は見つかりませんでした。そのため上記の楽天市場へのリンクは同等品へのリンクです。
  • マスキングテープ
  • 灯油(50~100㏄)
    昔はオイルライター用のオイルを使ってましたが揮発性が高く、グリップが短時間で固まって扱い難かったです。比較的料金も高いです。
    そのため最近は揮発性が低くグリップ交換時に比較的扱いやすい灯油を使っています。灯油がこぼれるので、揮発するまでその匂いが付いても許せる場所も必要です。比較的料金が安いです。
  • ワインの空きペットボトル
    灯油を入れてます。グリップ長以上の高さがあって、細目のペットボトルという条件で、ワインの空きボトルにたどり着きました。灯油を捨てることなく、複数本の交換で使えるようになります。
  • ゴルフティー(細目のもの)
    グリップの穴に挿すので細目が良いです。
  • はさみ
  • 古タオル

好みのグリップについて

以下の内容は「グリップ交換(旧グリップ破棄)・58口径バックライン無し - 備忘6jp」の再掲です。

おいらは、ゴルフプライド(GolfPride) ツアーベルベット(Tour Velvet) ラバー 58口径(M58)が好みです。冬にアイアンでトップした時に手が痺れにくいようにラバーでかつ太目を選ぶようになりました。

あと太目のグリップの方が引っかけにくいと言われる点もあるのですが、これは実感できる程の腕はありませんので、気持ちの問題です。

ちなみに60口径シャフトに58口径シャフト用のグリップを挿すとグリップが太くなる理由を記しておきます。画像のように60口径シャフト用グリップも58口径シャフト用グリップもグリップの外径が同じになるように、58口径シャフト用グリップの方がゴム厚が厚くしてあります。

グリップ 60口径 vs 58口径
そのため58口径シャフト用グリップを60口径シャフトに挿すとゴム厚が厚い分グリップが太くなります。

旧グリップの取り外し

旧グリップを外す前に、マスキングテープでどこまで挿入されていたかの印を付けます。

純正グリップを外す前の準備
純正グリップは再利用可能なように取り外すので、その際に使うのV溝グリップリムーバと灯油を準備します。

そしてV溝グリップリムーバを旧グリップ先の方から内側に入れ、少しづつ灯油を加えつつ、旧グリップの中に押し込みつつグリップに沿って回し、接着剤を剥していきます。
旧グリップをグリップリムーバで外す
これをグリップの奥まで続けると、旧グリップが外れます。
旧グリップが外れた状態
灯油を含ませた布をV溝リムーバに巻き付け、純正グリップの内側に残ったテープを取り除きます。

そしてテープを外し、ベトベト感が無くなるまで灯油を馴染ませた古タオルでふき取ります。
テープをふき取った後の状態
上の画像は綺麗にふき取ってますが、今回記事にあげようと思ったからです。実は純正グリップのテープは剥がしにくいので、いつもは綺麗に剥さず新グリップを挿し込んでしまうことも多いです。

新グリップの挿入

おいらはシャフトの縦方向にテープを貼ります。

グリップにテープ貼り付け
グリップを太くするためにらせん状に2重巻きにしたこともありました。ただ、アイアンのグリップを全て交換するとなると手間がかかるので、最近は縦に方向に貼るだけになりました。

あと、ツアーベルベット ラバーの58口径の場合、バックライン有りが「M58X」バックライン無しが「M58R」です。グリップは買い置きすることが多いのですが、このバックライン有無の記号をすぐ忘れるので、商品到着時にマジック等でバックライン有無を書くようににしています。今回はバックライン有りです

で、次はグリップ挿入です。まず、グリップエンドにティーを挿して、グリップ先端から灯油を少し入れます。先端を指で蓋し縦に振って、グリップ内に灯油を馴染ませます。
グリップ内・テープに灯油を馴染ませる
次は、グリップテープの台紙を剥して、ペットボトルに挿入します。入口辺りを古タオルで覆って、縦に振ってグリップテープに灯油を馴染ませます。

そして、ユーティリティのヘッドカバーに灯油がかかるのが嫌なら、この時点でヘッドカバーを外します。

どこまでグリップを挿し込むかのマスキングテープでつけた目標を改めて確認し、かつ今回はバックライン有りなのでバックラインの方向を気にしながら、シャフトエンドからグリップを挿し込みます。挿し込み途中でグリップエンドのティーを抜き、グリップ内にある灯油がこぼれるのを気にせず、一気に挿入します。
そしてグリップエンドがシャフトエンドまで確実に入るよう、地面にグリップエンドを押し当て、上からヘッドを持って体重をかけて押し込みます。

あと、グリップの捻じれが無いように、そしてグリップの厚さが均等になるように調整します。加えて、今回はバックライン有りなので、ヘッドの方向に合わせてグリップの方向を合わせました。
灯油だと固まるのが遅く、こういう調整も余裕をもってできます(とは言え、時間との勝負なので画像はありません)。
グリップ交換後(再掲)
で、グリップ挿入が終わりました。

再びグリップエンドにティーを挿し、シャフトエンドのテープに穴をあけます。
シャフト内に灯油が残っているので、グリップエンド側を下にしてユーティリティを立たせて、放置します。
グリップエンドを下にして放置
ヘッドカバーを取り外している場合はこの前に取り付けます。

ここまでにかかった時間は30分弱でした。今回は画像を撮りながらだったので少し時間が多くかかったと思いますので、実質は20分強でしょうか。。。

交換後のグリップはいつから使えるか

あくまでも経験則で根拠は無いのですが、オイルライター用のオイルは一晩経ったら使ってましたが、灯油の場合は使うまでに1日は置くようにしています。

感想・他

このユーティリティはまだ使ってません。
新しいグリップは柔らかく気持ちが良いので、今週末にコースインするので楽しみです。

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