備忘6jp

ゴルフ、DIY、外食、車、好きですので、この辺りの備忘録が多いです。

MiniTool MovieMaker プロ・アルティメット版レビュー

ゴルフのスイング編集に「MiniTool MovieMaker プロ・アルティメット版」を使った際の備忘6です。

経緯

備忘6jpはスマホでゴルフスイングを撮影し「Windows11添付 ビデオエディタ」で編集しています。
今回「MiniTool® Software Ltd」より「MiniTool MovieMaker」のレビューのご依頼があり、ゴルフスイングの編集に使いました。
インストール直後に本記事を書いた際には 5.3.0版でしたが、現在は6.1.0版を使っています。使用方法は変わりませんので、このレビューに影響する内容はありません。

レビューポリシー

レビューポリシーは「レビューポリシー - 備忘6jp」にあります。概して記載すると、レビュー対象は無償で提供いただきますが報酬は受け取らず、添削は受け付けません。

作成スイング映像(Youtube)

今回のレビューのために「MiniTool MovieMaker プロ・アルティメット版」で作成したゴルフのスイング映像です。使い方としては、以下の順の映像を作成しました。

  • スイング映像(等倍)
  • スイング映像(スロー)
  • コピーライト挿入


この映像の作成手順につき、「Windows11添付 ビデオエディタ」と「MiniTool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」を比較します。

ハード・OS・アプリスペック

今回比較した、現在使用している環境とレビュー対象のスペックは以下となります。

比較 ハード OS アプリ
現使用 Dell Inspiron 14 7472 Windows11 ビデオエディタ
(Microsoft フォト 2002.31060.3005.0)
レビュー Dell Inspiron 14 7472 Windows11 MiniTool MovieMaker
プロ・アルティメット版 5.3.0

Mini Tool MovieMakerインストール

ダウンロード

ChromeGoogleにて「minitool moviemaker ダウンロード」で検索して、MiniTool MovieMaker|使いやすく機能豊富なビデオエディターにアクセスしました。

画面右上の「Downloard MovieMaker(画像赤丸)」をクリックしました。

インストール

Chromeに表示されている画面左下の「mmm-Setup.exe(画像青丸)」横の「 ^」をクリックし、「開く(画像青丸)」をクリックしました。

ダウンロード
すると、Windows 11の「ユーザアカウント制御」の画面が出たので、「はい(画像赤丸)」をクリックしました。
ユーザアカウント制御
すると、「Instllation」画面が出て「Setup needs to uninstall the previous instllation of Minitool MovieMaker first. Do you like to continue?(意訳:セットアップには、まず以前にインストールしているMinitool MovieMakerをアンインストールする必要があります。続けますか?)」とあるので「Yes(画像赤丸)」をクリックしました。
文面からすると、もしMinitool MovieMakerがインストールされてなければこの画面は出ないかもしれません。
インストール進行画面(1)

次は「Mini Tool MovieMaker Install Now」の画面がでました。
「I have read accept EULA and Privacy Policy(意訳:私は使用許諾契約 / 利用許諾契約とプライバシーポリシーを読んで同意しました。)」のチェックボックスをチェックし、「Install Now(画像:赤丸)」をクリックしました。
インストール進行画面(2)

するとMinitool MovieMakerのインストール進行画面がでてきました。うちは光回線で100%まで1分弱でした。
インストール進行画面(3)

するとMinitool MovieMakerのインストール完了画面とWebブラウザにライセンス一覧が出てきました。インストール進行画面には「Create & edit your videos just in minutes.(意訳:数分で映像を作成&編集できます。)」とあります。
インストール進行画面の「Start Now(画像赤丸)」をクリックしました。
インストール進行画面(4)

すると次のインストール進行画面が出て来ましたが、1分弱で終了しました。
インストール進行画面(5)

インストール完了&ライセンス番号入力

Mini Tool MovieMaker free が起動されたので、画面右上の「鍵マーク(画像赤丸)」をクリックして、プロ・アルティメット版のライセンス番号を入力しました。

MiniTool MovieMaker free
(「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット 5.2.0」版をインストール後に「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット 5.3.0」版にバージョンアップしたので、上記画像は「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット 5.2.0」です。)

すると、「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」が起動されました。
Mini Tool MovieMaker Ultimate
これでインストールは完了です。

Windows11添付 ビデオエディタ と Mini Tool MovieMaker の比較

Galaxy note10+添付のカメラを使ってゴルフのスイングを撮影した映像から、前述のゴルフスイング映像を作成する手順について「ビデオエディタ
(Microsoft フォト 2002.31060.3005.0)」と「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」を比較します。

映像サイズ変更

「Windows11 ビデオエディタ」は映像サイズを変更できません。なので、これまではスマホの「Samsung製アプリ ビデオエディタ」で映像サイズを変更していました。

「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」は「Crop(画像赤丸)」をクリックすると別画面が出て、映像のサイズ変更できます。

映像サイズ変更
映像サイズ変更については「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」が勝っています。

映像取り込み

「Windows11 ビデオエディタ」は「ファイルマネジャー」で映像ファイルを選択して「プロジェクトライブラリ」へドラック&ドロップできます。

「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」はドラック&ドロップできないので、「Import Media Files(画像赤丸)」をクリックし「開く」で映像ファイルを指定します。

映像取り込み
「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」はドラック&ドロップでできないのがイマイチですが、まぁファイルマネージャで指定をしてもさほど差はないかな、、、って感じです。

映像編集準備

「Windows11 ビデオエディタ」は取り込んだ映像を「プロジェクトライブラリ」から「ストーリーボード」にドラック&ドロップしてから編集します。

「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」は取り込んだ映像を「Media(画像赤丸)」から「Track(画像赤丸)」にドラック&ドロップ(画像赤矢印)してから編集します。

映像編集準備

両者の機能は同じです。

映像分割

「Windows11 ビデオエディタ」は「ストーリーボード」の映像をクリックし「分割」をクリックし、別画面でゴルフスイング映像からスイング始動からフォローまでの映像を「分割」します。

「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」は「Track」映像をクリックし「Split(画像赤丸)」をクリックし、別画面で「分割」します。

映像分割
両者の機能は同じです。

映像スロー

映像分割したスイング始動からフォローまでの映像をスロー映像にします。
「Windows11 ビデオエディタ」では「ストーリーボード」の映像を複写しその映像に対して「速度(0.06倍)」に設定しています。

「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」では「Track」の映像を複写できませんでした。そのため、前述の「映像編集準備」と「映像分割」を再度実施し作成した映像に対して、「Spped 0.05(画像赤丸)」に設定しました。

映像スロー
「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」は「Track」上の映像を複写できない点で劣っています。
スロー映像化は、スロー速度には差がありますが、基本的には両者の機能は同じです。

映像テキスト入力

テキスト入力機能は、「Windows11 ビデオエディタ」では使えません。

「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」では使えます。「Text(画像赤丸)」をクリックし、「Text Property / Text Editor(画像赤丸)」にフォントを調整しつつ「(C)Bibo6.jp」を入力し、映像のどこに表示するかを調整しました。

テキスト入力
テキスト入力機能は「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」が勝っています。

映像エクスポート

「Windows11 ビデオエディタ」は「ビデオの完了」から「エクスポート」しました。

「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」は「Export(画像赤丸)」から「Save to(画像赤丸)」をクリックして、出力ファイルを設定し、「Setteings」から「Frame Rate」等を設定し、「Export」をクリックします。

映像エクスポート
「Mini Tool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」は、フレームレート等の各種設定ができる点で優れています。

比較まとめ

「Windows11添付 ビデオエディタ(Microsoft フォト 2002.31060.3005.0)」と「MiniTool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」比較結果のまとめです。

# 手順 Windows11添付 ビデオエディタ MovieMaker プロ・アルティメット版
1 映像領域変更
2 映像取り込み ● 映像をドラッグ&ドロップ不可
3 映像編集準備
4 映像分割
5 映像スロー ●ストーリーボード(Track)上で複写できない
6 映像テキスト入力
7 映像エクスポート ●映像品質設定は劣っている

凡例:〇機能有り ●機能あり(劣っている機能あり) ✕機能無し 

上記の通り、ゴルフスイングを編集する手順を比較すると、一長一短はありますが「MiniTool MovieMaker プロ・アルティメット版 5.3.0」は「✕(機能無し)」が無く、「Windows11添付 ビデオエディタ(Microsoft フォト 2002.31060.3005.0)」よりも機能的に勝っていると思います。日本語版が無いのがイマイチですが、まぁ困るレベルでは無かったので、比較には入れていません。

正直なところ、これまで「MiniTool MovieMaker」の存在すら知りませんでした。が、今回のレビューで実際にゴルフスイングの編集に使ってみて、使い勝手が良いことを確認できました。さらにネットでの評価や評判や安全性も問題が無さそうので、これからも使って行こうと思います。