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【築20年×太陽光】発電量や蓄電容量をどうする?8,760時間の生データから電気使用量を可視化

【連載】築20年住宅への太陽光・蓄電池・エコワン導入記

【築20年×太陽光】発電量や蓄電容量をどうする?8,760時間の生データから電気使用量を可視化

3か月かけた施工会社の決定と並行して進めていたのは「太陽光発電パネルの発電量と蓄電池の容量」という具体的な太陽光発電システムの検討でした。 多くの人は、施工会社が持ってくる「シミュレーション結果」をそのまま信じてしまいがちです。しかし、シミュレーションはあくまで平均値であり、ライフスタイルは家庭ごとに違います。

  • 本当にこのパネル枚数で足りるの?
  • 蓄電池はもっと大きくなくていいの?

納得して数百万円を投じるため、私(備忘6.jp)は「1年間(8,760時間分)の1時間単位の電気使用量」を自力で分析しました。本備忘録では、そのデータ抽出の全プロセスと、分析結果の生データを公開します。


目次


データ収集:ダウンロード機能がない壁を突破する

最適な容量を決めるため、東京ガスのマイページ「myTOKYOGAS」から過去1年間の電気使用量を確認しました。

しかし、残念ながら、1時間単位のデータをCSV等でダウンロードする機能がないのです。でも諦めずにデータを整形し、なんとかエクセルに取り込みました。

執念のデータ整形プロセス

  1. コピー&ペースト&テキスト整形(4時間):
    • 365日分、1日ずつ画面を切り替えて24時間分のデータを手作業でコピー。
    • テキストエディタに貼り付け(ペースト)。
    • エクセルへ流し込める形式に整形。
  2. 集計計算(6時間)
    • エクセルに取り込み「1年間(8,760時間分)の1時間単位の電気使用量」を集計
    • 日の出・日の入り時刻を考慮し、昼間(発電中)と夜間に分けて最大値を計算。

合計10時間の作業。しかし、この「1年間(8,760時間分)の1時間単位の電気使用量」こそが、どんなシミュレーションよりも雄弁に我が家の実態を教えてくれました。

築20年住宅におけるmyTOKYOGASから抽出した1年間(8,760時間分)の電気使用量データをExcelで集計・整形した表


【全データ公開】我が家の1年間の電気使用量実態

1年間(8,760時間分)の1時間単位の電気使用量」を計算して得られた、月別の最大使用量と昼間帯と夜間帯の消費分布です。尚、昼間帯は日の出時間の1時間後から日の入り時間の1時間前まで、夜間帯はそれ以外と仮定し、それぞれの最大電気使用量を計算しました。

昼夜別の最大使用量と夜間使用分布(2024年〜2025年)

支払 昼間
最大
kWh
夜間
最大
kWh
夜間
~5
kWh
夜間
~6
kWh
夜間
~7
kWh
夜間
~8
kWh
夜間
~9
kWh
夜間
~10
kWh
夜間
~11
kWh
1月 4.6 10.2 6日 8日 14日 2日 1日
2月 4.0 9.3 14日 14日 3日
3月 6.1 9.1 4日 17日 6日 1日
4月 5.3 7.3 1日 23日 7日
5月 4.9 7.1 2日 19日 8日 1日
6月 5.2 6.1 6日 23日 2日
7月 6.1 7.3 7日 19日 3日 1日
8月 9.4 9.7 1日 12日 12日 3日 2日 1日
9月 8.0 8.7 6日 12日 7日 6日
10月 6.7 9.0 8日 14日 7日 1日
11月 4.8 7.7 5日 22日 4日
12月 3.6 8.1 2日 11日 16日 1日

まとめ:データで見えた「我が家のクセ」

この分析により、以下のことが明確になりました。

  • 昼間帯の最大消費量:エアコンを多用する8月でも10kWh以下。
  • 夜間帯の最大消費量:冬場に10kWhを超える日があるが、多くは8kWh前後に収まる。

この分析を行うまでは、太陽光発電は、エアコンの使用を考えると夏場がキツイと思っていたのですが、意外なことに昼間帯が短い(=夜間帯が長い)冬場がキツイと分かりました。そのため、特に冬場の電力使用量をどう凌ぐかを考えて、太陽光発電量と蓄電池容量を決めることとしました。

この「根拠」を元に、次はいよいよ太陽光発電量と蓄電池容量を決定します。

次の記事: 【容量決定編】パネル4.6kW・蓄電池9.9kWhを選んだ論理的根拠