観葉植物 ドラセナ(幸福の木)の挿し木を行った際の備忘6です。
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経緯
結婚した際に妻のご両親から、ドラセナ(幸福の木)を頂きました。
当初1m程度の高さでしたが、屋内で栽培して約25年が過ぎ、約3mの高さで天井に届くまで成長しました。しかも、幅もあり玄関の出入りに支障がでる状況でした。で、何とかならないかと、その方法をぐぐってみると、ドラセナ(幸福の木)は挿し木でき、さらに切った元の幹からも葉が出るとのことでした。
で、元の幹から切って挿し木することにしました。が、思い入れのある観葉植物を初めて切るのでドキドキもんでした。
本記事では、挿木した鉢と植え替えせずにそのまま残した元鉢に分け、栽培経過を記して行きます。
準備
- 観葉植物用の土 7L(5L+2L):(新規購入)
- 鉢 8号:(新規購入)
- 鉢受け:(以前購入)
- 剪定鋏:(以前購入)
- カッター:(以前購入)
- ジョウロ:楽天市場
- 住友化学園芸 花工場原液 1200ml:楽天市場, Yahoo!ショッピング, Amazon
検討
元のドラセナの3つの幹を一定の高さで切って、元の幹から新たな幹が出るのを待とうかと思いましたが、失敗した時に痛すぎるので断念しました。
そのため、玄関にかかっている幹をきり、その幹を新たな鉢に植え替えることとしました。
ネットで調べると、挿し木の時期は温度が20度上になった時が良いとのことでしたので冬を避け、関東南部の平均気温から考え5~10月が良いと判断しました。
挿木鉢の経過
挿し木(2022年5月5日)
元のドラセナの鉢に生えていた3本の幹の中央の幹を切ることにしました。
約40cmの長さで、二つに切りました。
葉は一枚を残して短く切りました。
で、土に植える側の幹は、できるだけ面積が大きくなるように、鉛筆のように丸く削りました。
幹だけの方は土に差す側を鉛筆のように削りました。ネットを検索すると上側の切り口は薬品で処理すると有りましたが、薬品を使わずとも植物の対応能力で大丈夫だろうと思い放置しました。
発芽(2022年6月10日)
約一ヶ月後の挿し木したドラセナです。
ただ、実は天気の良い日に太陽に当てたところ、元々のドラセナ(葉側)の一部が茶色に変色しています。なので、この後、変色した葉を切り落としました。
ドラセナは太陽に弱いと改めて認識しました。これからは育てる場所は室内に限定しようと思います。
ようやく、挿し木したドラセナの幹から発芽しました。
ドラセナ(葉側)からも、奥から新たな葉が生えてきてます。
どうやら根付いたようです。
この間行ったのは、十分な水挿しだけです。購入した観葉植物の土に十分に栄養は含まれていると判断し、肥料や各種薬品は使っていません。
成長状況(2022年9月23日)
挿し木から約5か月弱(141日)後のドラセナです。挿し木鉢のドラセナの葉が伸びてきました。
鉢を上から見ると順調に葉が伸びていることが分かります。
順調に育っているようです。この間行ったのは、十分な水挿しだけです。購入した観葉植物の土に十分に栄養は含まれていると判断し、肥料や各種薬品は使っていません。
成長状況(2024年5月12日)
ドラセナを挿し木した2022年5月5日、2022年9月23日(約5か月弱後)、2024年5月12日(約2年後)の成長状況です。
こうして画像を並べて比較すると、2年間で安定して成長するようになったことが分かりチョット嬉しかったりします。
元鉢の経過
挿し木(2022年5月5日)
挿し木後の元鉢(手前)の状況は以下です。
元のドラセナからの発芽(6月19日)
ドラセナの幹を切って新たな鉢へ挿し木してから約45日後に元鉢のドラセナの幹からも発芽しました。
この間行ったのは、十分な水挿しだけです。肥料や各種薬品は使っていません。
成長状況(2022年9月23日)
約5か月弱(141日)前に切った元鉢のドラセナの幹の成長状況です。
元のドラセナの幹からも順調に葉が伸びています。とても順調です。
この間行ったのは十分な水挿しだけです。肥料や各種薬品は使っていません。
成長状況(2024年5月5日)
2年前に切った元鉢のドラセナの成長状況です。
元のドラセナの幹を切った箇所の手前から葉が育ち、幹が枝分かれしたようになってきました。とても順調です。
元鉢は大きく3本の幹があったのですが、一本は幹が半分腐っていたので昨年抜きました(記事にはしていません)。
元鉢のドラセナはとても順調に育っています。ただ大きくなりすぎて葉が天井に当たるようになりました。この状況は好ましくないので、再度の幹を切ることとしました。
挿し木(2024年5月5日)
ドラセナの一番高い幹は鉢の上面から約200cmの高さがあり、幹を鉢の上面から約40cmの高さで切りました。これまで同様に幹の切断面には薬品等は塗らず放置しました。
今回挿し木するドラセナの幹は、幹の長さが30cm位で葉も同様に30cm位です。土に挿す側の幹は前回と同様に断面を増やすために、カッターで鉛筆状に削りました。
この幹を鉢に挿し、液体肥料「住友化学園芸 花工場原液 1200ml(楽天市場, Yahoo!ショッピング, Amazon)」を「ジョウロ(楽天市場)」で散布しました。
ドラセナ元鉢は鉢の上面から高さ約200cmあった幹が高さ約100cmと低くなり、ずいぶんとすっきりしました。
切断した幹からの発芽を早く見たいものです。加えて、今回挿し木した幹が早く根付て欲しいものです。
発芽(2024年7月24日)
元鉢の幹を切断してから70日後にその幹から発芽しました。
これまでの経験では日の陽の当たる方から発芽したのですが、今回はその逆側から発芽しました。想定と違い意外でした。
そして元鉢の全景です。
想定と違った側から発芽したことを除けば順調で何も問題はない状況です。
感想・他
挿し木から2年が過ぎ、挿木鉢のドラセナも元鉢のドラセナも順調に葉が伸びています。ドラセナの挿し木は初めての経験で、どうなることかと心配していましたが、順調に育っておりもう大丈夫だろうと思います。
今後も状況を更新していきます。