ヒイラギ(柊)の若い葉が枯れるので対策をした際の備忘6です。
最初は5月初旬にハモグリムシに対して殺虫剤を散布して駆除し、その後6月初旬、6月中旬にヘリグロテントウノミハムシに対して殺虫剤を散布して駆除しました。
準備物品
■蓄圧式噴霧器
10年以上前に購入しましたが、10年程度使っていませんでした。今回殺虫剤を入れたところ圧力がかからず、使うのを諦めました。
■住友化学園芸 スミチオン乳剤 100ml(楽天市場へのリンク)
妻が10年以上前に購入した殺虫剤です。期限切れかもしれませんが、今回使うこととしました。
■住友化学園芸 ダイン 100ml (楽天市場へのリンク)
妻が10年以上前に購入した薬剤の効果を高める展着剤です。
■スプレーボトル
蓄圧式噴霧器が壊れていたので困りましたが、100均で購入したスプレーボトルを使用しました。
■軍手
画像に入れるのを失念しました(すいません)。
状況
毎春にヒイラギの若い葉がでてきますが、それと同時に枯れていく事象が続いていました。
これまで病害だと思っていたのですが、5月初旬にヒイラギの葉をよく見ると、通称ハモグリ虫(写真 赤矢印)がいます。また小さな黒い卵(写真 青矢印)もあります。この時に初めて病気ではなく害虫によるものだと気づきました。
作業方法
■殺虫剤を作成
スミチオン乳剤とダインの説明書に1,000倍に希釈とあったので、スミチオン乳剤とダインを目分量で少量入れ、水を入れ希釈しました。これで殺虫剤が完成しました。
■殺虫剤を噴霧
100均で購入したスプレーボトルに入れ替えました。そして、若い葉を中心に殺虫剤を噴霧しました(5月初めハモグリムシ、6月初めヘリグロテントウノミハムシ)。
まとめ・感想
あとで調べると、通称ハモグリ虫は画像(再掲)まで育つ前の幼虫は、葉の中で育つそうです。
ただ6月初め、6月中旬の状況からすると、5月初めに殺虫剤を噴霧しなかった箇所でヘリグロテントウノミハムシが発生し、噴霧した箇所では発生していません。そのため、スミチオン乳剤とダインでも効果があったと考えています。
その後ヒイラギの10月の状況は以下です。
全体に散布したいのですが、中央から右側は果樹が近く、収穫が終わる6月までは殺虫剤を散布できません。これはあきらめるしかないです。
これで2022年度の本記事の更新は終わります。