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ヒイラギのヘリグロテントウノミハムシ(ハモグリムシ)対策

毎春にヒイラギ(柊)の若い葉がでてきますが、その直後に若い葉が枯れていました。

枯れたヒイラギの若い葉
これまで病害だと思っていたのですが、2022年5月初旬にヒイラギの葉をよく見ると、ヘリグロテントウノミハムシ幼虫(通称ハモグリムシ)(写真 赤矢印)がいます。また小さな黒い卵か糞のようなもの(写真 青矢印)もあります。この時に初めて病気ではなく害虫によるものだと気づきました。
2022年5月初旬 ヘリグロテントウノミハムシ幼虫(通称ハモグリムシ)
そのため、2022年と2023年にヒイラギにいたヘリグロテントウノミハムシを駆除した際の備忘6です。

準備物品

準備物品
準備した物品を画像の左の方から記します。
■蓄圧式噴霧器
10年以上前に購入しましたが、10年程度使っていませんでした。今回殺虫剤を入れたところ圧力がかからず、使うのを諦めました。
■住友化学園芸 スミチオン乳剤 100ml(楽天市場へのリンク, Yahoo!ショッピング, Amazon)
10年以上前に購入した殺虫剤です。期限切れかもしれませんが、今回使うこととしました。
■住友化学園芸 ダイン 100ml(楽天市場へのリンク, Yahoo!ショッピング, Amazon)
10年以上前に購入した薬剤の効果を高める展着剤です。
■スプレーボトル
蓄圧式噴霧器が壊れていたので困りましたが、再購入するのは勿体ないので諦めました。それで100均で購入したスプレーボトルを使用しました。
■軍手
画像に入れるのを失念しました(すいません)。

作業方法

■殺虫剤を作成
スミチオン乳剤とダインの説明書に1,000倍に希釈とあったので、スミチオン乳剤とダインを目分量で少量入れ、水を入れ希釈しました。これで殺虫剤が完成しました。
■殺虫剤を噴霧
100均で購入したスプレーボトルに入れ替えました。そして、若い葉を中心に殺虫剤を以下の時期に噴霧しました。

  • 2022年 5月初旬,6月初旬
  • 2023年 4月中旬,5月初旬

対策状況

2022年

2022年5月初旬に前述の作業方法で殺虫剤(スミチオン乳剤とダイン)を噴霧しました。

2022年6月初旬にヒイラギの葉を見ると、2022年5月初旬に殺虫剤を噴霧しなかった箇所を中心にヘリグロテントウノミハムシ(写真 赤印)がいました。

2022年6月初旬 ヘリグロテントウノミハムシ
2022年6月初旬に再び前述の作業方法で殺虫剤(スミチオン乳剤とダイン)を噴霧しました。

2022年6月中旬にヒイラギの葉を見ると、数箇所にヘリグロテントウノミハムシがいました。根絶できてはいませんが、数は減ってきていますので確実に効果がでています。そのため、殺虫剤は噴霧しませんでした。
6月中旬 ヘリグロテントウノミハムシ

2023年

昨年(2022年)と同様な方法で対策しようと考えています。
そこで、2023年4月中旬にヒイラギの葉を見た所、若い葉も枯れておらず元気でした。

2023年4月中旬
そのためヒイラギの葉を剪定しました。
2023年4月中旬 ヒイラギの剪定
その後1週間が過ぎた2023年4月中旬にヒイラギの葉を見た所、若い葉が枯れ始めていました。そのため2022年と同様に殺虫剤(スミチオン乳剤とダイン)を100均のスプレーボトルで噴霧しました。
2023年4月中旬 ヒイラギの葉
その後10日が過ぎた2023年5月初旬にヒイラギの葉を見た所、殺虫剤の噴霧が甘かったと思われる箇所の若い葉が枯れ始めていました。そのため、再度殺虫剤(スミチオン乳剤,ダイン)を100均のスプレーボトルで噴霧しました。
2023年5月初旬 ヒイラギの葉
2023年の対策状況は今後も更新して行きます。

結果

2022年度

あとで調べると、ヘリグロテントウノミハムシ幼虫(通称ハモグリムシ)(画像再掲)まで育つ前は葉の中で育つそうです。

ヘリグロテントウノミハムシ幼虫(通称ハモグリムシ)(再掲)
スミチオン乳剤は表面の害虫への殺虫効果はあるが、葉への浸透性は無いので、葉の中で育つハモグリ虫には効果がないともありました。葉への浸透性があるのはオルトラン粒剤とのことでした。
ただ2022年6月初め、2022年6月中旬の状況からすると、2022年5月初めに殺虫剤を噴霧しなかった箇所でヘリグロテントウノミハムシが発生し、噴霧した箇所では発生していません。そのため、スミチオン乳剤とダインでも効果があったと考えています。

その後2022年10月のひいらぎの状況は以下です。
ヒイラギの2022年10月状況
画像中央から左側は害虫の影響がなく、画像中央から右側は害虫の影響を受けています。2022年5月初めに、画像中央から左側は適切に殺虫剤を散布しましたが、画像中央から右側は殺虫剤を散布していませんので、その差が出ています。
全体に散布したいのですが、中央から右側は果樹が近く、収穫が終わる6月までは殺虫剤を散布できません。これはあきらめるしかないです。

これで2022年度の更新は終わります。

2023年度

2023年度の結果は今後更新します。

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